CADソフトはさまざまなものが出ています。
CADソフトの種類によって、操作方法は異なります。
CADソフトの種類によって、ファイル形式も違います。
でも、操作方法は違うといっても、いくつかの共通点はあります。
また、直線や円を用いて図面を描くという、基本は同じなので、
ひとつのCADソフトを習得すれば、別のCADソフトを覚えるのは、比較的簡単です。
困るのが、CADソフト独自のファイル形式(ファイル・フォーマット)です。
CADソフトはそれぞれ、異なるファイル形式を用いて図面をデータ化しています。
CADソフトが違うと、ファイル形式も異なります。
そして、異なるCADソフトのファイル形式を読めないことが多いのです。
CADの利点で、図面データをやり取りできることがあげられます。
それが、あるCADソフトで描いた図面データが、他のCADソフトで読めないのでは困ります。
せっかく描いた図面データを有効活用できないのですから。
そのため、現在は、異なるCADソフト間のデータのやりとりは、DXFというファイル形式を
用いることが多くなりました。
DXF形式はもともとAutoCADのヴァージョン間の互換性のために作られたフォーマットなのですが、
仕様が公開されているため、多くのソフトがこの形式を読めるようにしています。
CADソフト間のデータ交換の、事実上の標準となっています。
もっとも、DXF形式でデータをやり取りした場合、図面データは互換性がありますが、
文字データ(文字の大きさや配置)は完全には復元できません。
そのため、異なるデータ間のファイル・コンバータ・ソフトもあります。
こういうソフトを利用して、違うCADソフトでデータのやり取りをすることで、
データの共用が可能になっています。

